心愛さん虐待死3年、刑務所の父が語った目標「娘が目指した道に…」

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多田晃子、高室杏子、石原剛文
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 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待死した事件から24日で3年となった。この日を前に、父方の家族は支援者を通じ、心愛さんを助けてあげられなかった後悔の念が消えないことや、傷害致死罪などで懲役16年の判決が確定した父親の勇一郎受刑者(44)の近況を明らかにした。

 コメントを寄せたのは、勇一郎受刑者の母親。支援者を通じ、「心愛ちゃんを忘れた日はなく、毎日、安らかに眠ってくれるよう手を合わせてきました。助けてあげられなかった後悔の念が消えることはありません」などとした。

 勇一郎受刑者の近況も明らかにされた。支援者によると、拘置所では虐待について考えるため、関連する著書をよく読んでいたという。

 関東の刑務所に収監後は家族が月に1度面会に通っている。最近の手紙によれば、刑務所生活に慣れることに大変苦労している様子で、家族には、社会復帰後は調理の道に進み、心愛さんがかなえられなかったパティシエになりたいと話したという。

校長「子どもがおかしいと気づいたら、情報共有を」

 栗原心愛さんの命日の24日、県児童家庭課では、職員27人が午前8時半から1分間黙禱(もくとう)した。

 黙禱後、取材に応じた宮川江美・児童相談所改革室長は「心愛さんがどれだけ苦しいつらい思いをされたのかを考えると胸が痛む」とし、「子どもの命を守る、子どもの安全を最優先に取り組まなければ、との思いを新たにした」と話した。

 野田市教育委員会によると…

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