寒さも味もしみる 茨城県北部で凍みこんにゃく作り最盛期

林瞬
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 茨城県北部の特産「凍(し)みこんにゃく」作りが最盛期を迎えている。常陸太田市天下野(けがの)町の中嶋利さん(91)の田んぼでは24日、乾燥して白くなったこんにゃくをひっくり返す作業が進められていた。

 中嶋さんは、約1400平方メートルの田んぼに敷いたわらの上に、1月上旬からこんにゃくを並べ始めた。今季は約3万枚の凍みこんにゃくを作るという。

 厳冬期に毎日水をまき、夜間に凍らせて日中は日光で解凍させる工程を20日間繰り返すことで、スポンジのようになり、味がよくしみこむ。中嶋さんは「好みによっていろんな味がつけられるのが凍みこんにゃくの特徴。フライもおいしいので、ぜひ食べてみてほしい」。(林瞬)