小学校の通学帽を一つに、女子生徒の訴え キャスケット型という選択

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茶井祐輝
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 小学生がかぶる黄色い通学帽。キャップ型やメトロ型と呼ばれる形が定番だが、性別を問わず使える新たな形を大阪府高槻市の女子生徒たちが考えた。小学校に働きかけ、採用してもらおうと動いている。

ガールスカウト仲間の女子中高生が考えたジェンダーレスの通学帽とは。たどり着いたののは、最近人気のファッションアイテムのデザインでした。

 学童用総合衣料メーカー「宇高(うだか)」(愛媛県今治市)は長年体操帽や通学帽をつくってきた老舗だ。そのウェブサイトには、キャップ型とメトロ型の黄色い通学帽が並ぶ。最近はジェンダーレスという考えが徐々に広まりつつある。「少なくとも15年前からは男子がキャップ型、女子がメトロ型といった紹介の仕方はしていません」と担当者。

 この定番のラインアップに、新たな形の通学帽が加わるかもしれない。きっかけは、昨年3月に同社へ届いた1通の手紙だった。

 小さい頃から男女の違いを意…

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    内田良
    (名古屋大学准教授・教育社会学)
    2022年1月28日17時27分 投稿

    【視点】いま、学校の服装や持ち物は、「男女どちらでも選べる」ことへの変更が主流ですが、この取り組みは、「性的少数者であることを明かしていない人にとっては、帽子の形は一つの方が良いのではないか」と、逆転の発想。私たちは通常、1つよりは2つ選択肢がある