道具蔵の木箱から巨大な絵図を発見 地名から浮かび上がった歴史

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松永和彦
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 畳5枚分もある江戸時代の大きな絵図が見つかった。地図に記された地名から土地の成り行きがわかったり、文献や伝承に残る寺院の場所がはっきりしたりするなど、「地域の歴史をたどる上で価値のある発見」と専門家も評する。大絵図は、大阪市中央区大阪歴史博物館の企画展で初公開される。

 絵図は大阪市平野区の喜連(きれ)地区で発見された「喜連村大絵図(きれむらおおえず)」。「喜連」は平野区中部に位置し、1級河川の大和川が流れる。地区には、蔵がある古民家や多くの寺が残り、今でも古い街並みが見られる。

蔵にあった木箱をあけると

 絵図を発見したのは、地域の歴史をひもとこうと2008年に設立した市民団体「喜連村史(きれむらし)の会」だ。約50人の会員たちは例会をこれまでに144回も開いた。地域の寺院や個人宅を調査したり、古文書を読めるように勉強会を開いたりしている。代表の白川俊義(しゅんぎ)さん(71)は「毎日が新発見の連続」と話す。

 13年1月末、会員の辻野隆…

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