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「K防疫」の転換に混乱と懸念 コロナ新規感染が過去最多の韓国

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ソウル=神谷毅
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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が広がり、韓国保健当局が26日から、大量のPCR検査と感染者の早期発見・隔離を柱としてきた防疫体制を転換する。医療体制への負担軽減をうたうが、懸念も出ている。

 韓国疾病管理庁は25日、同日午前0時までの新型コロナの1日あたり新規感染者が8571人で、過去最多だったと発表した。23日までの1週間で、感染のうちオミクロン株が50・3%だった。

 韓国は1月末から2月初めまで旧正月の連休で、感染拡大が懸念されている。専門家からは新規感染者数が2月中旬ごろに2万人、その後は10万人に達するとの予想も出ている。大統領府は24日、文在寅(ムンジェイン)大統領が検査や防疫体制を「迅速に転換するよう」指示したと発表した。

 これまでは大量のPCR検査で感染者を早期に発見・隔離することが防疫の柱だった。26日からは、オミクロン株の感染者が多い4地域から順次、PCR検査の対象を重症化リスクが高い60歳以上に限る。60歳未満は、簡易検査で陽性反応が出た場合に検査を受けるようにする。感染者や濃厚接触者の自宅隔離期間は10日から7日に短縮。濃厚接触者でも、ワクチンを複数回接種した人は隔離を免除するという。

 ただ、専門家やメディアは…

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