アフガニスタン大使がカブール入り、タリバン幹部と会談

相原亮
[PR]

 イスラム主義勢力タリバンが権力を掌握したアフガニスタンに関し、外務省は25日、岡田隆駐アフガニスタン大使が17~24日(現地時間)に現地視察のためカブールを訪問し、タリバン幹部と会談したと発表した。

 岡田氏のカブール入りは昨年11月以来。外務省によると、岡田氏はタリバン暫定政権のハナフィー幹部と面会した。現地に残る邦人や日本大使館職員らの安全確保、希望者の迅速・安全な出国のほか、女性や少数民族を含む全てのアフガニスタン人の権利の尊重などを働きかけたという。現地の日本大使館は昨年8月のタリバンの権力掌握に伴い一時閉館が続いている。

 カブール陥落後、これまでに出国した大使館や国際協力機構(JICA)の現地職員とその家族らは計510人。今も百数十人のアフガニスタン人が日本への出国を希望している。(相原亮)