川崎の3人死傷事故、脇見運転か 容疑者「インコに気をとられた」

土居恭子
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 川崎市宮前区の市道で24日、男児ら3人がワゴン車にはねられ死傷した事故で、自動車運転死傷処罰法違反容疑で現行犯逮捕された無職、舟渡今日子容疑者(50)=同区=が「助手席のインコに気をとられた」と供述していることが神奈川県警宮前署への取材で分かった。同署は脇見運転が事故につながった可能性があるとみて調べる。

 事故は24日午後1時25分ごろ発生した。同署によると、舟渡容疑者は飼っていたインコの治療のため、自宅から動物病院に向かっており、インコはかごに入れて助手席のシートベルトで固定していたと話しているという。舟渡容疑者は、現場付近を走行中、インコの様子を気にして前方を見ておらず、緩やかな左カーブで対向車線にはみ出したと同署はみている。

 舟渡容疑者が運転するワゴン車は、道路脇を自転車で走行していた堀間美恵子さん(39)=同市高津区=をはねた後、歩道上に乗り上げ、歩道沿いのコンクリート製の壁に車体をこすりながら進み稲本琉正ちゃん(3)と母親(29)=同市宮前区=をはねた。堀間さんと琉正ちゃんは搬送先の病院で死亡し、母親は左手首を骨折するなどの重傷を負った。(土居恭子)