• アピタル

救急搬送困難が過去最多を更新 「第6波」を受けて一般病床が減少

新型コロナウイルスオミクロン株

吉沢英将
[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、救急車を呼んでもすぐに搬送先が決まらない「救急搬送困難事案」が、23日までの1週間で4950件と過去最多となったことが、総務省消防庁の25日のまとめでわかった。オミクロン株の流行による「第6波」を受けてコロナ患者向けの病床が増えた一方、救急患者の受け入れが可能な一般病床が減少する傾向が強くなっているためとみられる。

 同庁によると、4950件のうち、コロナ感染が疑われる人の搬送困難事案は1416件と、これまでで4番目に多かった。

 同庁では、119番通報を受けた救急隊が医療機関に患者を受け入れ可能か4回以上問い合わせ、現場に30分以上滞在した事例の件数を2020年4月から1週間ごとに調べている。感染者数の増減とほぼ比例しており、最多の更新は前週(10~16日、4151件)に続いて2週連続という。

 23日までの週の主な消防本部での搬送困難事案の件数は、東京消防庁2632件(前週比22%増)▽大阪市消防局411件(同17%増)▽横浜市消防局285件(同36%増)――などとなっている。(吉沢英将)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]