外国人支援などのNPO2団体に寄付 愛知県労働者福祉基金協会

本井宏人
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 愛知県労働者福祉基金協会(三島和弘理事長)は、今年度の社会貢献として、多文化共生に取り組む「フロンティアとよはし」(豊橋市)と、地域おこし団体「てほへ」(東栄町)の両NPO法人に25万円ずつを寄付した。両団体とも、地域での熱心な就労支援などが評価された。

 基金協会は、連合愛知系労組員の福利厚生が目的の一般財団法人。サービスを紹介するガイド本の売上金の一部を積み立てて「ハルカ基金」と名づけ、市民活動に詳しい「中部圏地域創造ファンド」の仲介で、昨年度から2団体ずつに寄付金を贈っている。

 「フロンティアとよはし」はメンバー約20人。外国人市民への日本語教室や、就学前のひらがな研修などを市内の各地で続け、高校生の職業体験や資格取得指導にも取り組む。豊橋市役所で21日に贈呈式があり、河村八千子理事長は「外国人が当たり前に働き、自活できる環境づくりをめざしたい」と話した。

 「てほへ」は、廃校になった小学校校舎で、東栄町の交流体験館「のき山学校」を運営している。花祭の伝承や和太鼓集団「志多ら」への支援が、若者の移住促進にもつながっていることから助成先に選ばれた。(本井宏人)