トルコで大雪、空港の屋根崩れる 欠航便の乗客、立ち往生で騒ぎ

イスタンブール=高野裕介
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 トルコの最大都市イスタンブールの国際空港で25日、大雪のためにほぼすべての便の運航が取りやめになった。SNSには、空港内に立ち往生した人たちが「ホテルが必要だ!」などと訴える動画が投稿されている。

 中東や欧州、アジアを結ぶハブとなっている同空港は昨年、コロナ禍にもかかわらず3700万人以上が利用した。地元メディアなどによると、降雪の影響で24日から運航が取りやめになり、25日も夕方の時点でほとんどの便が欠航したままになっている。

 SNSに投稿された動画には、混雑したイスタンブール国際空港内で長時間立ち往生したとみられる乗客らが「ホテルが必要だ!」と声をそろえて叫びながら歩き、拍手や歓声がわき起こる様子が映っている。一方、24日には空港の貨物用ターミナルの屋根の一部が、雪の重さで崩れ落ちるなどしたという。

 市街地や高速道路では雪の影響で立ち往生する車も出ている。イスタンブールでは25日、一時的に私用車での外出が禁じられた。また、地元メディアは、地中海沿いのリゾート地アンタルヤ中心部などで29年ぶりの降雪が観測されたと伝えた。(イスタンブール=高野裕介)