大学共通テスト、試験時間中に世界史の問題流出か 警視庁が捜査

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 大学入学共通テスト初日の今月15日、世界史Bの問題が試験時間中に電子機器などで撮影され、外部流出した疑いがあることが、大学入試センターなどへの取材で分かった。画像を受け取った大学生が送信者にSNSで解答を送っており、センターはカンニングなどの不正行為が行われた可能性があるとして調査を開始。センターから相談を受けた警視庁は偽計業務妨害の疑いで捜査を始めた。

 センターや文部科学省の関係者によると、世界史Bの試験が終わった15日夕、センターの受験生専用の相談窓口に「試験中に外部の人間が問題を見られるのか」との匿名の問い合わせが1件あった。センターの担当者は「あり得ない」と答えたが、インターネット上に、世界史Bの試験時間中に問題が流出した疑いのある画像が見つかり、調査を始めたという。

 センターなどが確認したネット上の書き込みでは、世界史Bの問題とみられる画像が試験時間中に、ネット通話アプリ「スカイプ」で大学生に送られていた。この大学生が家庭教師サイトで知り合ったという人物から送られたとみられる。大学生はこの人物から「家庭教師としての実力を測りたい」と言われ、解答していたという。

 センターはスマートフォンなどの電子機器で問題が撮影された可能性もあるとみて調査。試験時間中に電子機器の使用は認められておらず、不正行為に該当する可能性があるという。

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