新型コロナウイルスのオミクロン株が世界で流行するなか、追加接種(ブースター)の接種率は、各国のワクチンの確保状況や政策によって、大きな差が生まれている。
英オックスフォード大の研究者らによる「Our World in Data」の日本時間26日夜時点のまとめでは、人口100人あたりでブースター接種を済ませた人は、イスラエルは54・3人で、英国54・2人、ドイツ50・4人、韓国50・3人、フランス46・2人、米国25・5人、ロシア6・3人、日本2・3人、インド0・6人だった。
オミクロン株の感染が他国に比べて早く広がった英国では、2回目の接種との間隔を半年以上から3カ月以上に短縮し、対象者の年齢も拡大して、ブースター接種を加速させた。
世界最多の感染者が出ている米国も、ファイザー製、モデルナ製のワクチンについて、半年以上だった2回目接種から3回目接種までの間隔を5カ月に短縮し、早めの接種を呼びかけている。(ワシントン=合田禄)
追加接種を済ませた人の割合(人口100人あたり)
イスラエル 54・3人
英国 54・2人
ドイツ 50・4人
韓国 50・3人
フランス 46・2人
米国 25・5人
ロシア 6・3人
日本 2・3人
インド 0・6人
Our World in Dataまとめ。日本時間1月26日夜時点

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