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検査キットの不足「買い占めでは?」 日医会長、政府に改善求める

オミクロン株新型コロナウイルス

斎藤徳彦
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 日本医師会の中川俊男会長は26日の会見で、新型コロナウイルス感染の急拡大とともに不足が報じられている検査キットについて、「医療機関ではないところで買い占めが起きているのではないかと伝えられている」と懸念を示した上で、政府に実態を把握して改善を図り、医療機関へ優先的に供給することを求めた。

 検査キットをめぐっては、薬局などでも販売されているが品薄ともされる。中川氏は「医療機関ですら検査キットを入手しにくい状況」と危機感を表し、「どこかでキットが偏在しているのではないか、との情報がある」と述べた。

 また、中川氏は厚生労働省の直近の公表で保育所などの休園がコロナ禍では最多となる327カ所に及ぶなど、子どもをめぐる感染が急増していると指摘。子どもを預けられなくなることで社会を支える大人たちも仕事ができなくなることから、保育の従事者らが濃厚接触となった場合でも、医療従事者と同様、検査で陰性ならば待機期間なしで出勤できるようにするといった緩和策を求めた。

 こうした策にはさらに、検査キットの供給を増やす必要がある。中川氏は「メーカーには緊急大増産、政府には(買い占めなどを)緊急に調査して、改善して欲しい」と求めた。

 また、外来診療が逼迫(ひっぱく)した場合、軽症の人らが自ら検査することで受診せずに自宅療養できるなどとする方針を政府が示したことについて、「医療提供体制の逼迫が決定的に迫ってきたときの対応をイメージしたもの」だとして、実際の運用には慎重さを求めた。(斎藤徳彦)

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