1~2人での来店、コロナ禍前超える水準 飲食店、3人以上は減少

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 新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」の対象地域が拡大し、飲食店への客足が再び遠ざかりつつあるなかで、少人数での利用はコロナ禍前を上回る水準が続いているという調査結果を、飲食店の顧客管理システムを販売する「トレタ」(東京)がまとめた。

 グルメサイト経由で入った予約や直接訪れた客数などのデータを管理するトレタのシステムを導入する全国約1万店を対象に、客数を1週間単位でコロナ禍前の2019年の同時期と比較して増減率を出した。

 その結果、1月の第3週(17~23日)に全国の飲食店を訪れた客は60・2%で、前週との比較でも23ポイント減少していた。

 ただ、このうち「1~2人」で訪れた客に限ってみると106・2%と、コロナ禍前を上回っていた。前週との比較では19・6ポイント減だった。

 次いで多かった「3~4人」で訪れる客は75・3%。前週比でも62ポイント減と大幅に減っていた。緊急事態宣言が全面解除された昨年10月以降、「3~4人」での利用はコロナ禍前と比べて100%前後で推移していた。

 「5~6人」は41・4%(前週比30・2ポイント減)、「7~8人」は26・6%(同23・2ポイント減)、「9~10人」は16・9%(同20・7ポイント減)、「11人以上」は12・1%(同12・7ポイント減)。来店時のグループの人数が多くなるほど、コロナ禍前と比べて訪れる機会が減っていた。

 27日から、「まん延防止等重点措置」の対象に大阪府など18道府県が追加され、計34都道府県が重点措置の対象となった。トレタの広報は「一部の都道府県では利用人数制限がスタートしたこともあり、3人以上の利用が減っている」と説明している。(ニュースデータウォッチ)牛尾梓

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