熊本ゆかりの文化と歴史たどる収蔵品展 くまもと文学・歴史館が開催

屋代良樹
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 収蔵品や資料を利活用して熊本県内にゆかりのある文化人や歴史を紹介しようと、熊本市のくまもと文学・歴史館は収蔵品展「アーカイブズに見るくまもと18」を開いている。2月28日まで。

 文学の分野では、明治時代の俳人・新聞人の渋川玄耳と篠原温亭が自筆した俳句や著書など計21点を展示。2人は同じ年に生まれ、生誕150年を迎える。熊本第6師団に赴任した経験をもつ渋川は東京朝日新聞、宇土市出身の篠原は国民新聞に勤務していた。収蔵品として、渋川と交流があった夏目漱石の書簡も展示されている。

 歴史のコーナーでは、西南戦争の公文書や当時の住民が描いたとみられる絵図計14点が展示されている。山鹿、玉名、八代での戦いの戦況図などがあり、官軍と薩軍の配置や進路などを見ることができる。

 同館学芸調査課の鶴本市朗主幹は「資料を活用して、あまり知られていない熊本の歴史を知ってもらいたい」と話した。

 入場無料。毎週火曜日と1月28日、2月25日は休館。問い合わせは県立図書館代表(096・384・5000)へ。(屋代良樹)