和歌山県、重点措置要請へ 新規感染は最多更新の490人

新型コロナウイルス

滝沢貴大
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 和歌山県は27日、過去最多の490人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。仁坂吉伸知事は同日記者会見を開き、「まん延防止等重点措置」を県内にも適用するように、国と協議を始めたと発表した。

 新規感染者は過去最多だった26日よりも一気に150人近く増えた。保育園などでは新たなクラスター(感染者集団)が3件確認された。県によると、感染拡大で保健医療行政は逼迫(ひっぱく)し、濃厚接触者などの調査も遅れているという。

 仁坂知事は27日午後、重点措置を適用したいと山際大志郎経済再生相へ連絡したという。適用の理由については、県内の状況に加え、大阪府で27日から飲食店の時短営業が始まり、夜間に県内へ人が流れることを懸念しているとした。

 「残されたカードは全部切らないといけない」「この瞬間にでも始めたい」と仁坂知事は危機感を募らせた。重点措置は国が定める手続きを踏む必要があるため、開始時期は早くても来週後半と県は見ている。適用でき次第、県内全域で飲食店へ時短営業を要請するとしている。

 24日の記者会見では時短営業の要請について消極的だったことを問われた仁坂知事は、感染拡大で飲食店はすでに閑散としており、外食が感染の主たる原因ではないと判断したと釈明。「状況をもう少し見たいと思っていた。(対応が後手に回ったことについて)甘んじて批判に耐えたい」と話した。(滝沢貴大)

     ◇

新型コロナウイルスの状況】

27日 和歌山県発表

感染者(再陽性1人を含む) 9231人(+490人)

死者               64人(+0人)

【感染者の内訳】

和歌山市285、海南35、岩出42、橋本46、湯浅12、御坊17、田辺43、新宮8、県外2

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