サマソニ・ロッキンあるけど…「お金落ちない」千葉市が商品券発行へ

重政紀元
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 千葉市が、2022年度から、大規模イベント時に限定した地域商品券(500円で3千円相当)をイベント参加者らに用意することが27日わかった。新年度予算案に盛り込む。千葉市は今年、いずれも10万人以上が集まる国内3大音楽フェスのうち二つの開催地となるが、「トラブルばかりでお金は落ちない」との不満が高まらないよう、確実な地元振興につなげる。

 同市では今年、恒例の「サマーソニック(スーパーソニック)」のほか、茨城県ひたちなか市から移転した「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が予定されている。

 ただ、会場付近の商店などからは「地元の店で買い物をしてくれない」「ごみのポイ捨てや酔っ払いなどが目立つ」という声が出ていたという。このため、コロナ禍が落ち着いていることを条件に、地域商品券を発行し、地元の飲食店などで使えるようにする。

 また、市はイベント時の経済波及効果についても詳細調査を行う。これまでは主催者などが独自に発表したものがほとんど。市幹部は「地元への振興につながることをはっきりさせ、さらに新たなイベント誘致につなげたい」と話す。(重政紀元)