米GDP、年率換算で前期比6.9%増 個人消費堅調で成長加速

ニューヨーク=真海喬生
[PR]

 米商務省が27日に発表した2021年10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)の速報値は、年率換算で前期比6・9%増だった。市場予想(同5・5%増)を上まわり、昨年7~9月期の同2・3%増(確定値)から加速した。GDPの7割を占める個人消費が前期比3・3%増と勢いを増した。21年の成長率は前年比5・7%増で、1984年以来、37年ぶりの高さとなった。

 足元では強い需要があり、人手不足や供給網の混乱もあって、物価上昇は加速している。物価高を抑えようと連邦準備制度理事会(FRB)は3月に利上げを始める方針だ。金融引き締めをしながら安定した成長率を維持できるかが課題となる。国際通貨基金(IMF)は今月、米国の22年の成長率を4・0%と前回から1・2ポイント引き下げた。(ニューヨーク=真海喬生)