NY株乱高下 一時600ドル高 金融引き締め懸念で最後は小幅下落

ニューヨーク=真海喬生
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 27日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が一時、前日より600ドル超値上がりした。この日に発表された昨年の米国の実質国内総生産(GDP)が37年ぶりの高さとなり、株式が買われた。だが、金融引き締めへの懸念から値上がりは続かず、小幅な下落で取引を終えた。

 終値は、前日より7・31ドル(0・02%)安い3万4160・78ドル。値下がりは3日連続となった。

 昨年10~12月期のGDP(季節調整済み)も年率換算で前期比6・9%増と市場予想を上回った。しかし、足元の個人消費の落ち込みや、米連邦準備制度理事会(FRB)が急激な金融引き締めを行うことへの懸念から、不安定な相場となっている。ダウは今年に入り、2100ドル超と6%近く下落している。(ニューヨーク=真海喬生)