釜ケ崎に生きたドイツの「お母ちゃん」へ 「100歳おめでとう」

有料会員記事

小若理恵
[PR]

 大阪市西成区釜ケ崎(あいりん地区)で、児童館「山王こどもセンター」をはじめ地域の福祉の礎を築いたドイツ人宣教師のエリザベス・ストロームさんが2月2日、母国で100歳の誕生日を迎える。その功績をたたえ、親交がある日独の友人らがお祝いを計画している。

写真・図版
アルコール依存症者の回復を支える「喜望の家」を立ち上げた若き日のエリザベス・ストロームさん=著書「喜望の町 釜ケ崎に生きて二〇年」(日本基督教団出版局)から

 ストロームさんの著書「喜望の町 釜ケ崎に生きて二〇年」(日本基督教団出版局)によると、1953年に来日。母国の宣教団体「ミッドナイト・ミッション」から派遣され、東京や新潟などで10年働いた。

写真・図版
昨年5月に撮影されたエリザベス・ストロームさん=フーヴェ久栄さん提供

 その後、日雇い労働者のまち・釜ケ崎を活動の地と定めたのは63年。多くの負傷者が出た「第1次釜ケ崎暴動」から2年後のことだった。ストロームさんは著書に「こわいという感じは全然ありませんでした」と記している。

 原点は幼少期にある。10人…

この記事は有料会員記事です。残り1041文字有料会員になると続きをお読みいただけます。