春告げる梅の花、盆栽で 梅の名所・北野天満宮で初の盆梅展

北村有樹子
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 梅の名所として知られる北野天満宮京都市上京区)で28日、大小さまざまな梅の木の鉢植えを飾る北野盆梅展が始まった。歴史と規模が日本一とされる長浜盆梅展(滋賀県長浜市)と「コラボ」して、初めて開催した。2月13日まで。

 盆梅は梅の盆栽のこと。会場の文道会館ホールには、鉢植えの梅が並んだ。3月10日まで開催中の長浜盆梅展から来た12鉢で、高さが3メートル近く、樹齢約80年のしだれ梅「春時雨」などが並ぶ。

 北野天満宮の境内では約1500本のさまざまな種類の梅の木も初春に花を咲かせる。今回の盆梅展は、祭神である菅原道真公の遺徳をしのぶ25年ごとの式年祭の一環で企画した。権禰宜(ごんねぎ)の東川楠彦さんは「梅苑にある屋外の梅とは異なる、盆栽の梅も楽しんでほしい」と話す。

 梅苑入苑料(大人1千円、小学生500円)のほかに300円が必要(未就学児は無料)。問い合わせは北野天満宮(075・461・0005)へ。

 一方、長浜盆梅展では見ごろを迎えた約90鉢が展示されている。長浜市が、高さ3メートル近い巨木や樹齢400年と伝わる古木など約2千もの盆梅を所有しており、普段は市観光協会の職員2人が世話をしている。

 同展は1952年に始まった催し。地元の養蚕農家だった故・高山七蔵さんが前年の51年に、趣味で育てた40鉢を寄贈したことがきっかけという。市観光協会の担当者は「今回、格式がある神社から声をかけていただいてありがたい。たくさんの人に長浜で育てた梅をみてもらいたい」と話している。

 長浜盆梅展の会場は慶雲館で、大人800円、小中学生400円。問い合わせは長浜観光協会(0749・53・2650)へ。(北村有樹子)