1位は菅田将暉の「ミステリと言う勿れ」 記者が語りあった冬ドラマ

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 各局で放送中の冬ドラマを担当記者はどう見たのか。挑戦的なドラマづくりに期待しながら、主観たっぷりに語り合った。

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31日放送予定の「ミステリと言う勿れ」第4話から(C)田村由美/小学館、(C)フジテレビジョン

 弓長 1位の「ミステリと言う勿(なか)れ」は、アフロ頭の大学生、久能整(ととのう、菅田将暉)が、事件の謎も、人の心も解きほぐしていくミステリー。男性ばかりの強行犯一係に女性刑事(伊藤沙莉)が1人交ざることによるあつれきや可能性のような、原作漫画の鋭い部分も丸めずに再現している。

 田島 ハラハラするストーリーに加え、人間の描き方が細やか。登場人物が自分でも気づいていないような自身の性格や本音が、整の言葉によって暴かれていく。1人ずつ人物に焦点をあて、深く深く掘り下げていく感じが楽しくて、人間こそミステリーだな、と感じた。

 野城 刑事でもなく、事件の加害者でも被害者でもなく、立ち会う形で事件に巻き込まれる主人公の立ち位置が新鮮。トルコ行進曲やモルダウなど、場面ごとに違うクラシックをテンポよく差し挟むことで、ムーディーになりすぎず、淡々と物語が進んでいくのも心地いい。

 伊藤 2位の「恋せぬふたり…

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