チャンスつかんだ異色の2人 「無印」続々、ラグビー東京ベイ

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野村周平
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 ラグビー・リーグワン1部のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(旧クボタ)は、「ダイヤの原石」を磨く育成力が目をひく。新シーズンはこれまで出場機会の少なかった選手たちが躍動。チーム内の競争を活性化させている。

 「層が厚くなってきた」。東京ベイの今野達朗コーチは実感を込めて言う。22日の神戸(旧神戸製鋼)戦では、試合には敗れたものの、昨季出番の無かった2人のFWが活躍。トップリーグの最後の年に、初の4強入りを果たし、「強豪」へと殻を破りつつあるチームの充実ぶりを示した。

 1人はナンバー8の千葉雄太(29)。8年目の今季、チームトップクラスの突進力を買われて神戸戦に先発すると、相手タックルをはねのけて前進した回数でチーム1位を記録。日本代表主将のピーター・ラピース・ラブスカフニら層の厚いFW第3列の中で、アピールに成功した。

 仙台育英高でラグビーを始めた。中学までサッカー少年だったが、ささいな事情で運命は変わった。

 「高校の校舎が二つあって…

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    平尾剛
    (スポーツ教育学者・元ラグビー日本代表)
    2022年1月30日11時34分 投稿

    【視点】ラグビーのみならずどのスポーツでも隠れた逸材はいる。有名高校や有名大学などに所属し、表舞台で活躍した選手につい目がいきがちだが、なんらかの事情で陽の目を浴びられなかった選手が、こうして注目されるのはとてもよろこばしい。 「少子化」はそ