福岡県、みやま市の大学跡に人獣共通感染症の研究拠点整備へ

新型コロナウイルス

神野勇人
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 福岡県は28日、老朽化した県保健環境研究所(太宰府市)の建て替え場所について、2023年3月に閉校する保健医療経営大学(みやま市)の敷地を活用する方針を固めた。近く県議会側に案を示し、人獣共通感染症に備える中核拠点「ワンヘルスセンター」として整備を進める。

 県保環研は細菌や廃棄物などの調査・研究をする施設で、新型コロナウイルスのゲノム解析も担う。大学が建つ市有地の無償譲渡を前提に、主要駅の近さなどから選定した。大学の建物を改修して使うという。

 県は筑後市などにある家畜保健衛生所を拡充させ、ペットや野生動物も研究・検査の対象に加える意向も示している。県は保環研と同じ敷地内への集約も検討しているという。

 県保環研は1949年に旧県衛生研究所として発足。73年に現在の場所に移った。2020年10月、感染症予防の研究などを視野に小川洋知事(当時)が建て替えの意向を示していた。(神野勇人)

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