宇野昌磨に訪れた転機 「思い詰めすぎ」から解放したのはあきらめ

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 フィギュアスケート宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=は努力の人だ。高校時代は、1日に数十回跳ぶのですら大変なトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを、100回練習した時期もあった。

 ただ、努力のかたちは、成長と共に変化している。大会での失敗や練習を重ねながら、気づき、悩み、工夫をしてきた。

 宇野が過去に語った言葉から、考え方や競技への向き合い方を読み解く。

 2017年4月のインタビューでこんなことを語っている。

「昔は何も考えずに勢いだけでという感じだった。小さい時はそれでできたけど、去年の世界選手権のときに頑張らなきゃっていう思いをこめて追い込んで練習して、それが逆にプレッシャーになってしまった」

【特集】宇野昌磨 4years

北京オリンピックまでの4年をどう過ごしたのか。コーチからの「卒業」、羽生結弦の不在…様々な困難を乗り越え「主役」として日本フィギュア界を引っ張った4年間を追う。

 16年は宇野にとってシニア1年目の年だった。初出場の世界選手権でショートプログラムを4位発進。

 だが、フリーでジャンプに精彩を欠き、7位に沈んだ。演技を終えた宇野は目に涙を浮かべていた。

 「今までいつも以上に練習した時は毎回いい演技ができていたのに。練習量以外に問題があるとしか思えない」と語っていた。

 ここで折れないのが宇野だ。

 「何をしてきたのかわからな…

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