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宝塚歌劇団宙組トップスターの真風涼帆(まかぜすずほ)が、初舞台を踏んだ思い出の大作「NEVER SAY GOODBYE」に挑む。トップ就任5年目に突入した円熟期のいま、胸によぎる思いとは。
初演は2006年。人気絶頂のトップコンビ和央(わお)ようかと花總(はなふさ)まりのサヨナラ公演として、演出家の小池修一郎が書き下ろした。米作曲家のフランク・ワイルドホーンのオリジナル楽曲が、スペイン内戦下の1930年代を生きる民衆たちを力強く照らす。
駆け出しの1年目だった真風は、口上やラインダンスを必死にこなした。新人公演では民衆のナンバーに参加。「宝塚大劇場の幕があいて、拍手をいただいた日を鮮明に覚えています。時を経て再演させていただくとは夢にも思っていませんでした」と感慨深げだ。
トップスターとして君臨して…