NHK字幕問題で反五輪の団体が抗議「デモ主催者、参加者に謝罪を」

弓長理佳
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 NHKが昨年末に放送したBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」で取材内容と違う字幕を付けた問題で、東京五輪に反対してきた市民団体が28日、NHKに対し、番組制作の経緯を明らかにして反五輪運動に参加した人々に謝罪するよう求める抗議文を提出した。

 NHKへの申し入れの後に会見した「『2020オリンピック災害』おことわり連絡会」の宮崎俊郎さん(61)は、番組で「お金をもらって(五輪反対デモに)動員されている」といった字幕がつけられたことについて「NHKは、私たちデモの主催者や参加者に謝罪すべきだ」と述べた。

 また、番組の取材を受けた五輪公式記録映画の総監督の河瀬さんと、河瀬さんのもとで取材をしてきた映画監督の島田角栄さんに対し、問題の字幕がついた場面の取材経緯や内容などを問う質問状を同日付で送ったことも明らかにした。(弓長理佳)