バイデン大統領「東欧に米軍を近いうちに派遣」 ウクライナ情勢巡り

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ワシントン=高野遼
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 緊迫するウクライナ情勢をめぐり、バイデン米大統領は28日、米軍を東欧に派遣する時期を決断したかと記者に問われ、「東欧と北大西洋条約機構(NATO)の国々に米軍を近いうちに送る。多くはない」と述べた。米軍は約8500人に派遣待機を命じているが、まずは小規模な部隊を派遣する意向とみられる。

 一方、オースティン米国防長官は同日、国防総省で記者会見し、ロシアによるウクライナ侵攻の懸念について「プーチン大統領は明らかにその能力を持っている」と述べた。そのうえで「衝突は不可避ではない」として、外交解決の道も残されていると訴えた。

 オースティン氏は、ウクライナ東部ドンバスへの侵攻から、より広範な領土の制圧まで「プーチン氏には複数の選択肢がある」と指摘。侵攻の下準備としてのウクライナ国内でのロシアによる情報工作にも警戒していると述べた。

 ともに会見した米軍制服組ト…

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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2022年1月30日14時15分 投稿

    【視点】 プーチン大統領はウクライナに侵攻する能力を持っていると米国が認識しているならば、外交努力によって侵攻の意思を無くさせることが重要です。ウクライナ東部のルハンスク州とドネツク州の一部地域を親ロ派武装勢力が実効支配しているという現実をミンスク