都城市「Mallmall」アジア景観賞 中心市街地整備を評価

神谷裕司
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 宮崎県都城市の中心市街地中核施設「Mallmall(まるまる)」の整備支援事業が、2021年の第12回「アジア都市景観賞」(国連ハビタット福岡本部など主催)を受賞した。県内初。「人口減少や中核施設の撤退などに苦しむ日本の地方都市において、住民主体の快適で文化的な生活空間に再生した秀逸なプロジェクト」と評価された。

 同賞は、アジアの人々にとって幸せな生活環境を築くことを目標に10年に創設された。これまで福岡市の「シーサイドももち整備事業」や鹿児島市の「市電軌道緑化整備事業」などが受賞している。

 今回は4カ国24件の応募があり、11件が受賞。国内からは都城市のほか、埼玉県入間市愛知県豊田市が受賞した。

 都城市は、11年に閉店した百貨店「都城大丸」の跡地などを15年度に買い取り、官民が連携して中心市街地の整備に着手。18年4月、市立図書館や子育て世代活動支援センター「ぷれぴか」、屋根付きの「まちなか広場」などの公共施設がオープンした。ホテルやスーパーなどの民間施設は今年4月に開業予定。

 市商工政策課は「これからも官民連携で中心市街地をアピールし、発展に尽力したい」としている。(神谷裕司)