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コロナでも休めない 24時間の110番対応、自動車警ら隊も応援

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藤牧幸一 村上潤治 小林圭 岡本智、関謙次 堀川勝元
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 新型コロナウイルス感染拡大の「第6波」が、身近な公共サービスを脅かしつつある。感染者や濃厚接触者の急増で、業務停止の懸念があるためだ。日常生活に影響するような事態を避けるため、いざという時の備えの検討が進む。

 24時間365日、事件や事故に対応する愛知県警。その中でも110番通報を受理し、現場にいる警察官に指示を出す通信指令業務は、治安の根幹にかかわる。感染爆発を想定した対策はすでに打っている。

 県警通信指令課によると、課員は3交代で勤務し、1日平均で約1600件の110番通報に対応しているという。大規模な災害の発生に備えた補充要員として20人ほどが訓練を受けているが、今年に入ってからは自動車警ら隊員なども加え、補充要員を計約60人に増やした。

 通報者から必要な情報を聞き取ったうえで的確な指示を出すことが求められ、熟練の技術が必要とされる。杉山定義課長は「何かあった時に最初に県民と接点を持つ部署で、穴を開けるわけにはいかない。ほかの所属の警察官にも可能な限り訓練に入ってもらい、有事に備える」と話す。

 愛知県警は累計で約400人の警察官・職員が感染した。そのうち半数は第6波の陽性者。県警は、2020年春にクラスター(感染者集団)が発生する要因となり、中止していた剣道の稽古について、1月から本格的な再開を検討していたが、感染拡大で延期したという。(藤牧幸一)

税務署、消防、自治体も工夫

確定申告シーズンを控えた税務署、救急搬送を担う消防署、住民サービスを担当する自治体。それぞれが取り組む事業継続の対応を後半で紹介しています。

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