12月の有効求人倍率は1.16倍 前月より0.01ポイント上昇

山本恭介、橋本拓樹
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 厚生労働省が1日発表した昨年12月の有効求人倍率季節調整値)は1・16倍で、前月より0・01ポイント上昇した。同省の担当者は「コロナ禍からの回復が進んできたが、1月以降はオミクロン株の拡大で先が見通せない」としている。

 求人倍率は求職者1人あたりの求人が何件あるかを示す。昨年12月の求人は前月比1・8%増の約235万人、求職者は同1・6%増の約187万人だった。新型コロナの感染が落ちついていたこともあり、企業の雇用意欲を示すとされる新規求人が同4・5%増と大きく伸びたという。

 総務省がこの日発表した昨年12月の完全失業率(同)は2・7%で、前月と比べて0・1ポイント低下した。完全失業者数は186万人だった。

 2021年の年平均の有効求人倍率は1・13倍で前年より0・05ポイント低下、完全失業率は2・8%で前年から横ばいだった。(山本恭介、橋本拓樹)