就活やめた一橋大生、夜の街で見つけた新たな「社交場」に描く夢

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斉藤佑介
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 一橋大学東京都国立市)で都市政策を学んだ大学生が今春、社会に出る。大学で海外インターンシップや宿泊施設の運営を経験し、たどり着いた仕事は一見、意外なものだった。

 「すごく迷いました。もとは『バリキャリ』を目指していたので……」

 4年の坂根千里さん(23)は、そう話す。国際団体職員として長く海外で暮らし、今もスーダンで働く父にあこがれ、街づくりを学ぼうと一橋大に進学した。専攻したのは都市政策。カンボジアのホテルでインターンシップも経験した。第一線でバリバリ仕事をするキャリア女性を思い描き、不動産会社への就職も考えていた。

 転機の一つとなったのは大学2年生だった2019年1月。客として初めて足を踏み入れた場所で、「働いてみない?」と誘われたことだった。

「夜の街」で出会ったひとりの女性

 そこは、大学に近いJR南武…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2022年2月2日19時19分 投稿

    【視点】■若者の挑戦を、タイトルで台無しにしてはいけない  谷保は心地いい街である。国立駅や、大学あたりほどキラキラしすぎておらず、庶民的な空気が漂っている。日経の人事欄を読んでいたら、学生時代に谷保付近に住んでいた同期が出世していて、ちょうど思