しつけ口実に虐待、「懲戒権」削除へ 民法見直し案「子の人格尊重」

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伊藤和也
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 子に対する親の「懲戒権」を定めた民法の規定について、法制審議会(法相の諮問機関)の部会が1日、削除する内容を盛り込んだ答申案をまとめた。新たに、子育てにあたり「子の人格の尊重」などを義務づけ、体罰の禁止を明記する。しつけを口実にした虐待を防ぐ狙いがある。

 民法は、親などの親権者には子の監護、教育をする権利と義務があり、子を「懲戒することができる」と定める。2011年の改正で、懲戒できるのは「必要な範囲内」から「子の利益のためにする監護、教育に必要な範囲内」と明確化されたが、しつけと称して虐待を正当化する口実に利用されているとの指摘があった。

 19年には、体罰を禁じる改…

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