日証協が改善案、公開価格低すぎ批判受け 上場日までの期間も短縮

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稲垣千駿
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 日本証券業協会は企業が上場時に、適切な額の資金を調達できるような改善策をまとめた。株式の売り出し価格(公開価格)について、投資家の需要に合った価格にする。上場までの期間も短くする。

 政府は昨年6月、成長戦略実行計画で新規株式公開(IPO)の手続きの見直しを盛り込んだ。公正取引委員会は、証券会社が一方的に公開価格を低く設定した場合、独占禁止法違反の恐れがあるとの見解を1月にまとめている。

 企業はIPOの際、主幹事とよばれる証券会社と調整して公開価格を決める。内閣官房によると、日本は市場で初めて成立する株価(初値)が公開価格の平均1・5倍で欧米より差が大きい。こうした状況を踏まえ、日証協が報告書案をまとめた。東京証券取引所金融庁と連携しルールを見直して、改善をめざす。

 公開価格は事前に決めた「仮…

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