無許可で盛り土をしたとして、山梨県警は1日、山梨県北杜市の造成会社役員佐田和彦容疑者(75)を県条例違反(無許可埋め立て)容疑で逮捕し、発表した。「盛り土はしたが、(規制対象の)3千平方メートルを超えているとは思わなかった」と容疑を否認しているという。
発表によると、佐田容疑者は、昨年7月15日~12月2日、北杜市須玉町に約5205平方メートルの土砂を盛り土して、無許可で埋め立てた疑いがある。県条例は、3千平方メートル以上の盛り土については県の許可が必要と定めている。
県警によると、佐田容疑者はトラック1台につき5千~8千円の「残土券」を販売。この現場では780枚、ほかの場所も含めると合計約7800枚を使って、約4千万円以上を売り上げたとみて調べている。
今回の盛り土の高さは最大約15・9メートル、量は10トンダンプカーで約1600台分に相当するという。
ほかに同市内の5カ所で無許…
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