軍事クーデター1年「一つだけ良い変化」 在日ミャンマー人ら訴え

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宮崎亮、鈴木春香
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 ミャンマーでのクーデターから1年となった1日、日本国内で暮らすミャンマー人やその支援者らが各地でデモや集会を開いた。

 千葉市で昨年5月にあったサッカーのワールドカップ予選で、クーデターに抗議する「3本指」を掲げたミャンマー代表選手、ピエリアンアウンさんの難民認定を支えた大阪市住吉区のアウンミャッウィンさん(47)はこの日、外務省大阪分室(同市中央区)を訪れた。ミャンマーの軍政に経済協力をしないことなどを求める日本政府への要望書を手渡した。

 自身も1988年からの民主化運動に14歳で加わり、日本に逃れてきた難民だ。難民申請がなかなか認められず、入管施設で2年間の収容生活も経験した。

 その一方で、日本で多くの人に支えられた。代表チームを離脱したピエリアンアウンさんに住まいを提供するなど支援を続けたのは母国への思いに加え、「自分も人を支えたい」と考えたからだった。

 母国では車いす生活の母親らが暮らしている。「1年が経ったいまも国軍による空爆や無差別な銃撃が続いていると聞いている。日本のみなさんはミャンマーのことを忘れないで」と取材に話した。

ロヒンギャの思い

 この日、自らが経営する東南アジア料理店「ミャンマービレッジ」では、東京の外務省前でのデモを終えた在日ミャンマー人らとオンライン会議で集った。

 少数派イスラム教徒ロヒンギャのアウンティンさん(53)はスマートフォン越しに「日本が軍政に経済協力すると、そのお金で多くの国民が殺されてしまう。在日ミャンマー人の難民申請も認めてほしい」と訴えた。

 アウンミャッウィンさんは「1年前の国軍のクーデターは、多くの人が逮捕され殺されたひどい出来事だったが、一つだけ良い変化があった」と話す。

 それは、長くミャンマー国内…

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