次の衆院選から適用の「アダムズ方式」とは 議席配分の計算式を解説

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 次の衆院選で初めて適用されるアダムズ方式は、議員定数を配分する方法の一つで、人口比を反映しやすいとされる。米国の第6代大統領ジョン・クインシー・アダムズ(1767~1848)が考えたとされる。2009年以降にあった衆院選で、一票の格差を「違憲状態」とする判断が最高裁から繰り返し示されたことを受け、16年に与党が提案した衆院選挙制度改革の改正関連法の成立により導入が決まった。20年の国勢調査に基づき、定数は「10増10減」となる。

 それまでの方式は「1人別枠方式」で、都道府県にまず定数1を配分し、残りを人口比で配分するというもの。最高裁はこの方式が格差を広げる要因になると指摘していた。

以前は「1人別枠方式」

 アダムズ方式は、各都道府県の人口をある数「X」で割り、商の小数点以下を切り上げて、整数にする。その整数を各都道府県の定数とするため、定数が極端に減りにくく、地方にも配慮した仕組みといえる。定数の合計が、小選挙区の総数である289になるように、Xを調整する。

 朝日新聞の試算は、国立社会…

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