毎回「これで最後…」でも五輪3度目 最年長の「氷上のスナイパー」

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北京=畑宗太郎
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 ソチ、平昌……。冬季五輪に出るたびに「これで最後」と言い続けてきた。でもやめられなかった。経験するたびに、五輪が次の目標をくれたからだ。女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」で最年長39歳の久保英恵選手(太陽生命)。3度目となる今回の北京大会は、特別な思いで迎える。

 アイスホッケー会場の北京・五棵松体育館。1日にあった公式練習で、久保選手はDFに激しく体をぶつけ、軽々とシュートを決めていた。「氷上のスナイパー」と呼ばれるゆえんだ。

 「4年間積み上げてきて、いよいよという思い。コンディションは悪くない。初戦が楽しみです」。久保選手は練習後、リラックスした表情で語った。

引退で初心にかえれた

 兄の影響で4歳の時にアイスホッケーを始めてから30年以上が経ち、チームのDF山下栞(しおり)選手(19)とは20歳離れている。

 2010年に一度は選手を引…

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