「泣きながら、練習してきたね」 村上佳菜子さんが語る宇野昌磨

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構成・坂上武司
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 フィギュアスケート男子の宇野昌磨トヨタ自動車)は、北京五輪で二つ目のメダルを狙う。現役時代に14年にわたって一緒に練習を重ねた2014年ソチ五輪代表の村上佳菜子さん(27)が、その後輩とのエピソードを語った。

ジャンプの練習は2人でゲーム感覚

 宇野選手と会ったのは、彼がまだ幼稚園のころです。練習していた名古屋スポーツセンターのぶかぶかのトレーナーを着て、赤い手袋をしてよちよち滑っていたのが印象的でした。

 仲良くなったのは他の選手が曲をかけて練習をしていた待ち時間。踊りが好きな私は他の選手の曲を聴いて踊っていたんですけど、パッと宇野選手の方を見たら、彼もショーマンになって踊っていて。そこから意気投合して一緒に練習することが多くなりました。

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 ジャンプの練習も2人でゲーム感覚でやっていました。お互いのプログラムに入っているジャンプを最初から最後までどちらがミスなく成功させるか、という競い合いをしました。一つでも失敗した方は、もう一度最初からやり直し。そんな練習が今につながっているのかもしれませんね。

 平昌五輪では、疲れが出てくる終盤に、当時指導していた樋口美穂子コーチが「頑張れ」とリンクサイドでフェンスをバンバンとたたき、宇野選手は最後の力を振り絞りました。そのシーンを見ながら、私は号泣しました。

 私も泣き虫でしたけど、宇野…

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