冷静な羽生結弦「ぶれない強さ」 鈴木明子さんが語るフィギュア展望

有料会員記事

2010年バンクーバー、14年ソチ五輪代表
[PR]

 日本の男子3選手は全員、メダルを狙える、とみています。昨年12月の選考会で羽生結弦選手を見て感じたのは、演技が非常に安定していたことです。4回転半(クワッドアクセル)の練習を積んだことが、良い形でほかのジャンプにも生きていました。

 彼の持ち味は、ジャンプが一つの表現になっていること。音に対して非常に細やかで、この音でこの技をする、というのを繊細にやっている。フリーは特に完成度の高さを感じました。

 印象に残っているのは、2014年のソチ五輪です。団体戦のときに、男子が先に滑ったのですが、地元のロシアの声援がすごかったなか、滑り終えた羽生選手が「気にしないほうがいいですよ。あとアナウンスが聞こえにくいかもしれないからそこは気をつけて」と冷静にアドバイスをくれました。ぶれない強さがあるからこそ、どんな状況でも力を発揮することができるのだと思います。

 宇野昌磨選手は今季、非常に充実した練習ができていることがうかがえます。 4年前、平昌五輪は無欲というか、他の試合と変わらなかったというのが非常に印象に残っています。それが今、「トップで戦える選手になりたい」「期待してほしい」という趣旨のコメントをしていました。

 五輪のメダルもとり、世界で活躍してなお、貪欲(どんよく)に挑戦していく姿勢が感じられる。失敗することを恐れない、その気持ちが表れているので、五輪までよい練習ができれば、かなり期待ができます。

 鍵山優真選手は今季、グランプリシリーズ2勝。のびやかなスケートと質の高いジャンプはとても評価が高いので注目です。

 楽しみなプログラムはたくさ…

この記事は有料会員記事です。残り713文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

フィギュアスケート特集

フィギュアスケート特集

グランプリファイナルの結果や、注目選手の最新情報はこちらから[記事一覧へ]