成河が演じる役は「神奈川県」、その意図は? 舞台「冒険者たち」

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編集委員・藤谷浩二
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 小劇場からミュージカル、翻訳劇、実験作まで幅広く舞台で活躍する成河(そんは)が次に演じる役はなんと、「神奈川県」だという。KAAT神奈川芸術劇場横浜市)が上演する「冒険者たち~JOURNEY TO THE WEST~」は、長塚圭史芸術監督の同劇場への書き下ろし第1作。「西遊記」を原作に三蔵法師孫悟空らの一行が現代の神奈川に迷い込む物語で、成河は複数の役を通じて「神奈川県」そのものを体現する。

「西遊記」に地元の伝説盛り込む

 県内の伝説や昔話を長塚が取材した地域密着型の作品で、KAATを皮切りに県内7都市を巡演する。昨春KAAT芸術監督に就いた長塚が掲げる「ひらかれた劇場」の実践をめざすカナガワ・ツアー・プロジェクトの第1弾だ。

 成河は旧知の仲の長塚が行うワークショップにたびたび参加してきた。「作品の準備段階で実験したり試したりして遊ぶことはあったのですが、なかなか本公演で一緒に出来る機会がなくて。いよいよタイミングがぴったり合って、『やっとやれるぞ』とうれしかったですね」と話す。

 当初は神奈川のことを描き…

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