「子ども家庭福祉ソーシャルワーカー」創設 当面は民間資格
久永隆一
深刻化する児童虐待への対応強化に向け、厚生労働省は3日、子どもや親を支援する新たな資格「子ども家庭福祉ソーシャルワーカー」をもうけ、当面は民間資格とする方針を明らかにした。今の国会に提出する児童福祉法改正案に盛り込む。国家資格化を望む声もあり、今後の検討課題とする。
厚労省がこの日、有識者や自治体の実務担当者らでつくる専門委員会に資格についての方針や具体案を示し、おおむね了承された。
厚労省案によると、新資格の対象は社会人を想定。福祉系大学での養成は教育課程の詳細を詰める必要があり、いったん見送る。
新資格を取得するには①社会…
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