川村あんり「全部楽しめている」 ナンバー1ビブスでモーグル予選へ

吉永岳央
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 北京五輪の女子モーグル予選で3日、着用するビブスの番号は、W杯総合ポイント種目別1位を示す「1」。初出場の17歳、川村あんり(東京・日体大桜華高)が、金メダル候補として5位で決勝進出を決めた。「コブ自体はかなり難しいけど、対応できるように練習してきた」

 川村には、日本の冬季五輪史上最年少金メダリスト誕生の期待がかかる。現在の記録は、1998年長野五輪のショートトラック男子500メートルを制した西谷岳文の19歳1カ月。ただ、本人には気負いはない。「本当にずっと楽しみだった舞台。全部楽しめています」

 初の舞台での躍動を期する新星がいる一方で、今大会を集大成と位置づけるベテランもいる。

 2大会ぶりの五輪となる星野純子(リステル)は32歳。「(前回出場を逃して)『もう潮時じゃない?』と言われたことも。でも4年、きっかり頑張ってやらせてもらおうって決めていた」。今季限りでの引退を決意している。「支えてくれた方に、私がやってきたことを見てもらいたい」。6位で予選通過した。

 21歳の冨高日向子(多摩大)も初出場だ。中盤でコブに弾かれ、18位で予選2回目へ。「五輪は普段のW杯と違って、やっぱり緊張がすごかった」吉永岳央

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