金銅仏で188.9センチの張りのある肉体を表現 華麗な装身具も

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米田千佐子
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 張りのある胸にゆるやかな腰のくびれ、青年のような肉付きは、まるで実在の人を理想化したかのようです。奈良・薬師寺東院堂の本尊、聖観世音菩薩立像(しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)(国宝)は古代彫刻の名作と名高い金銅仏です。

 像高188・9センチ。黒漆の厨子(ずし)の中にすっくと立っています。様々な姿に変じて人びとを救う観世音菩薩。変身前の姿が聖観世音菩薩と言われ、この仏像はその姿を表しています。

 金銅仏にもかかわらず、肉体…

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