宇野昌磨「ダメだったら真剣に謝ろうと」 迷い振り切る連続ジャンプ
岩佐友
冒頭の4回転フリップを決め、二つ目のジャンプに向かう。宇野昌磨に迷いはなかった。
「失敗したくないという後ろ向きな気持ちで試合に臨むことだけは絶対に避けたい。ダメだったら、真剣に謝ろうと」
4回転トーループの後、ちゅうちょなく、3回転トーループを加えた。「詰まり気味だった」と言うものの、しっかりと回しきった。
今季、頭を悩ませてきたのがこの連続トーループだ。昨年11月のNHK杯と12月の全日本選手権では4回転の後が2回転に。「自分を見失った時に頼ってしまう」と逃げ道のように跳ぶ2回転を悔やんできた。
アクシデントにも動じず
成功する確率を上げるために…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら
- 【解説】
「練習通りだった」まさに練習から研ぎ澄まされていた宇野選手は、そこに本番の良い集中力が加わり素晴らしい演技でした。 4回転トウループ+3回転トウループは一つ目のトウループで詰まり気味ではありましたが、そこに迷いなく3回転トウループを跳んで
…続きを読む

フィギュアスケート特集
グランプリファイナルの結果や、注目選手の最新情報はこちらから[もっと見る]