大英博物館ミイラ展、5日から神戸で 最新の科学技術で謎に迫る

編集委員・中村俊介
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 最新の科学技術でミイラの謎に迫る特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」(朝日新聞社など主催)が、5日から神戸市立博物館で始まる。5月8日まで。

 世界屈指の古代エジプトコレクションを誇る大英博。主役は神官や役人、既婚女性、子どもら6体のミイラだ。包帯を解かずにCTスキャンで透視した、1体につき約7千枚もの画像を解析し、生前の生活ぶりや健康状態、動脈硬化やがんといった病歴などを詳細に読み解いた。そのデータをもとにした立体映像も目を引く。

 2019年に日本エジプト合同調査隊が発見したサッカラ遺跡のカタコンベ(地下集団墓地)の実寸大部分模型も紹介する。

 日本側監修者の河合望・金沢大教授は「最高レベルでつくられたミイラなど、エジプト考古学のおもしろさを、ぜひ知ってほしい」と呼びかけている。

 一般2千円(当日)ほか。神戸市博(078・391・0035)。(編集委員・中村俊介