中ロ対米欧、分断を浮き彫りにした五輪 「平和の祭典」問われる意義

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北京=冨名腰隆、高田正幸 編集委員・稲垣康介
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 北京冬季五輪の開会式が4日に行われ、17日間の大会が幕を開けた。米英などが中国の人権問題を理由に「外交ボイコット」に踏み切る一方、友好国を招いた中国の共産党指導部は体制の優位性を誇示する。世界の溝が深まるなかで、五輪の意義が問われている。

プーチン氏を最上位待遇で迎える

 開会式に先立ち同日午後、習近平(シーチンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領釣魚台国賓館で会談に臨んだ。冒頭、習氏が「私たちは真の多国間主義のために協力している」と語りかけると、プーチン氏は「中国の友人が五輪開催へ大きな仕事をした」とたたえた。会談後、両国は米国の中距離ミサイル開発などを非難する共同声明を発表した。

 開会式には25カ国の外国要人が出席。中国との経済協力を重視する国からの派遣が目立つ。選手を1人も派遣していないアラブ首長国連邦(UAE)やエジプトといった中東の首脳も顔をそろえた。

 その中で、中国はプーチン氏…

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