羽生善治九段、連続29期のA級から陥落決まる 将棋・順位戦

村瀬信也
【夕方~対局Live】▲羽生善治九段ー△永瀬拓矢王座 夕食休憩後【第80期将棋名人戦・A級順位戦】
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 「永世七冠」を始め将棋界で数々の傑出した実績を誇る羽生善治九段(51)が、第80期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の4日の対局に敗れ、B級1組への降級が決まった。名人9期を含めて連続29期保ってきたA級の座から陥落する。

 羽生九段はこの日、午前10時から東京都渋谷区将棋会館で永瀬拓矢王座(29)とA級8回戦を戦った。積極的な戦法である「相懸かり」を採用したが、敗れた。リーグ成績が2勝6敗となり、最終9回戦を残して降級する9位以下になることが確定した。羽生九段は「(降級は)内容も結果も伴わなかったので致し方ない」と述べ、B級1組で戦うことについては「まだ何も考えていない。(A級の)次の一局に全力を尽くしたい」と話した。

 順位戦は最上位のA級からC級2組まで五つのクラスがある。10人の棋士が名人挑戦権を争うA級は、所属すること自体が一流の証しとなる。羽生九段は22歳でA級に昇級し、現在までその座を守ってきた。村瀬信也