中国の習近平(シーチンピン)国家主席は5日、カザフスタンのトカエフ大統領と北京で会談した。中国外務省の発表によると、1月に起きた騒乱を制圧して権力を完全に掌握したトカエフ氏に対し、習氏は「カザフスタンには国の安全と社会の安定を守る能力があると信じている」と語り、必要な支援を行う用意があることも伝えた。
中国にとって、カザフスタンは経済政策「一帯一路」の要衝でもある。習氏は貿易や農業、インフラ建設などを優先して協力を進めるとともに、地域安全保障についても「意思疎通を強化したい」とした。
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