中日1軍、コロナ緊急事態でリモート指導 片岡2軍監督ら派遣
沖縄・北谷にある中日ドラゴンズの1軍キャンプ地は5日、いつもより静かだった。バットを手に、やや前傾姿勢でゆっくり歩く立浪和義監督も、今季から新加入した1軍コーチ陣もいない。
第1クールを終えたばかりの中日を、新型コロナウイルスが襲った。
3日の練習後、立浪監督と西山秀二バッテリーコーチが、検査で陽性と判定された。球団は休養日の4日、苦渋の決断を下した。1軍キャンプで指導していたコーチ全員に濃厚接触の可能性があるとし、第2クールが始まる5日からホテルで隔離する措置を取ることに決めた。
宿舎のレストランのテーブルには仕切りが設けられた。選手らの外食は禁止。できる限りの予防対策を取ってきたにもかかわらず、防げなかった。感染力の強いウイルスの怖さだ。
片岡2軍監督「やり繰りする」
練習前の円陣で、選手らの前…
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